「〇年○月新規開園によりオープニング保育士募集!」
多くの方がこの言葉を目にしたことがあると思います。もしかしたらあなたが働いている保育園にも来春、新規開園予定の保育園があるかもしれません。「綺麗な保育園で働きたいけど、オープニングって大変そう…」と感じる方もいるのではないでしょうか。ここでは、オープニングスタッフについてお話します!
新しい保育園というとピカピカの綺麗な園内だという期待が膨らみますよね。オープニングスタッフというと多くの方は「大変そう」と思いがちですが、実は凄く人気のある求人なんです。まずは、オープニングスタッフのメリットとデメリットをお伝えします。
既存園では、すでに人間関係が出来上がっていることがほとんど。働き始めてもなかなか馴染めず複雑な思いをすることもあるかもしれません。しかし、新規開園の保育園であれば全員が同じラインからのスタート、「この保育園を盛り上げよう!」と共通の気持ちを持ち、協調性がうまれるので人間関係も上手くいきやすいかもしれません。
新規開園の魅力としてやはりピカピカで綺麗な施設や設備が整っていることです。保育に関する備品も新品のことがほとんどなので、気持ちよく働くことができます。また、老朽化による危険のリスクも下げることができます。男性保育士の皆さんにとっては、新規開園の保育園は、男子トイレや更衣室も設置されているので、狙い目です。
既存での保育園ではすでに園の方針やルールが決まってしまっていることがほとんどです。なかなか自分の意見を言い辛いことも。しかし新規園であれば、まっさらな状態から自分たちで決めていくので意見も言いやすいはずです!思う存分にあなたの能力やアイデアを発揮しましょう!
備品の位置や装飾・行事などたくさんのことを話し合って決めなくてはいけません。前年までの実例がないため、一から話し合うことで団結力や協調性が生まれます。自分たちで作り上げた行事が盛り上がったらきっと保育士さんにとっても、より充実感を味わうことができると思います。実際に新規開園に携わったことのある保育士さんの中には、新規園での勤務は今までの中で一番やりがいがあったと話す保育士さんもいます。
もちろんメリットだけではありません。デメリットもあります。
新規園には既存園のように前例がありません。何か問題が起きた際に、昔から働く職員に聞くことはできませんし、行事などのアイデアも全て自分たちで出さなくてはいけません。時には話し合いや準備が長引いてしまうこともあるかもしれません。
意外と忙しいのは開園前です。万全の状態で園児や保護者を迎え入れるために準備をしなくてはいけません。備品の配置や装飾、動線、保育士の動きなど確認しなくてはいけないことがたくさんあります。
新入社員として働き始め5年。自身のキャリアアップのため、新規開園の保育園への転職を決めました。開園準備でバタバタとしていましたが先月無事に開園。最初は殺風景だった園内も今は装飾や園児の姿で賑やかです。大変なこともたくさんありますが、毎日非常に充実しています。園児と保護者に「この保育園を選んでよかった」と思ってもらえるよう更に素敵な保育園になるよう頑張ります!
新規開園の保育園で働いてみたいけどわたしに出来るのかな…?と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。オープニングスタッフに向いている人はどんな人かまとめてみました!
やはり既存の保育園と違い、新しい保育園は全てがゼロからのスタート。忙しい毎日の中で大変なこと・辛いこともたくさんあると思います。しかし、新規保育園立ち上げに関わることであなたの保育の幅はぐっと広がり、スキルアップにも繋がるでしょう。「この保育園を絶対盛り上げるんだ!」という強い気持ちを持って、ぜひオープニングスタッフに挑戦してみて下さい!
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