保育士の転職面接対策
苦手な方必見！面接対策！
無事に書類選考を終え、面接まで進んだならば、内定まではあと一歩！次は企業の方との面接です。「人前で話すのは緊張する…」と苦手意識のある方もいるかもしれません。ここでは面接時に役に立つ情報をまとめてみました。当日の面接では、短い時間ですが、企業にあなたをアピールしましょう！
〜面接準備編〜
服装・身だしなみ
園見学同様に、基本的にはスーツでいきましょう。どうしても用意出来ない方は落ち着いた色のジャケットなどでも大丈夫です。派手な色の髪やメイク・ネイルは避け、清潔感のあるスタイルを心掛けましょう。
スーツにシワや汚れはありませんか？寝癖は直しましたか？家を出る前には必ず鏡で確認しましょう！
当日の持ち物
- ・履歴書
- ・職務経歴書(園からの指定があった場合)
- ・メモ・筆記用具
- ・保育士証(園からの指定があった場合)
- ・ハンカチ・ティッシュ
- ・替えのストッキング(女性のみ)
- ・その他園から指定されたもの
基本的には上記の持ち物を用意しましょう。また、面接当日は、バタバタしてしまいますから、忘れ物をしないように前日のうちに準備をしましょう。
〜面接当日編〜
絶対に遅刻は厳禁です！当たり前ですが面接当日、遅刻は絶対に厳禁です。約束の時間の5分～10分以内を目安に到着するようにしましょう。ここで遅刻をしてしまうと、就業してからも遅刻をする人だと企業から思われてしまいます。当日は、交通機関が遅れてしまったり、道が混雑していたりする可能性もあります。少し余裕を持って面接会場へ向かいましょう。また、会場までの道のりは必ず下見をしましょう。ネットで検索をしただけでは、当日いざ向かう際に道に迷ってしまう可能性があります。
園内では、「明るく元気に挨拶」をしましょう！基本中の基本ですが、園内で職員や保護者とすれ違った際には必ず挨拶をしましょう。挨拶が気持ちの良い方はそれだけで好印象になります！
面接中は「正しい姿勢と笑顔」を心掛けましょう！どんなに良い内容を話していても、足を伸ばしたままや、背もたれに寄りかかって話をしていては意味がありません。
【正しい姿勢のポイント】
・着席時は正面を向き、顎を少しひく
・椅子の背もたれにはよりかからない
・両手は、男性は軽くこぶしを作り両膝の上に置く。女性は両手を重ねて膝の上に置く。
・男性は膝の間をこぶしひとつ分あける。女性は膝を軽くつけて両足を揃える。
「よろしくお願い致します」「ありがとうございます」などは自分が思っている以上の笑顔で行いましょう。話している時・話を聞いている時にイキイキとした表情ですと企業側も良い印象を持ちます◎
また、面接中に予想外の質問をされ、すぐに回答ができない場合は、焦らず落ち着いてまずは「申し訳ありませんが少し時間をいただいてもよろしいでしょうか？」と伝えましょう。しかし貴重な面接時間ですからあまり時間をかけてはいけません。時間としては30秒が目安ですのでその間にしっかりと答えられるようにしましょう。また、どうしても答えることの出来ない質問だった場合も同様に「申し訳ありません。分かりません。」と素直に伝えましょう。ここで黙り込んでしまうと、面接に来ている意味がありませんし、企業としても良い印象を持ちません。頭が真っ白になってしまう方もいるかもしれませんが、大切なのは、目の前にいる採用担当者とのコミュニケーションだということを忘れてはいけません。
よくある質問
「あなたが保育士になろうと思ったきっかけは？」保育士の仕事は決して楽なものではありません。たくさん職業がある中で、なぜ保育士を選んだのかしっかり伝えましょう。その際、子供が好きだからという理由では、ほかの候補者とかぶってしまう可能性がありますのでさらにプラスした理由や具体的なエピソードを混ぜて話しましょう。
「この保育園を選んだ理由は？」自宅から近い・給料が良いなどの理由もあるかもしれませんが、ここでは、希望する保育園ならではの魅力を伝えましょう。また、園見学に行っているのであればその際に感じたことを混ぜ込むと良いでしょう。
「どんな保育士になりたいですか？」今後あなたのキャリアビジョンを確かめる質問です。あなたが目指す保育士像を具体的に伝えましょう。この時、あなたの目指す保育士像が御社であれば実現できることも合わせて話しましょう。
「前の園を辞めた理由は何ですか？」この質問では、次も同じ理由で辞めてしまわないかということを確認しています。人間関係が良くなかった・残業が多い・給与が低いなど様々な理由があると思いますが、ここでネガティブな要素ばかりを述べることはよくありません。職場・職員の悪口を述べるのはＮＧです。保育士として「スキルアップしたい」や「自分の考える保育の方針が合わなかったが御社であれば実現ができると感じた」などの前向きな理由を述べましょう。
「最後に何か質問はありますか？」逆質問です。必ず質問できるように準備をしましょう。またこの時に、「給与はいくらですか？」や「駅から何分ですか？」といったＨＰでも確認できることを質問するのは、しっかり準備をしていないと取られてしまうのでＮＧです。「実際に育休から復帰した職員さんはどれくらいいますか？」「もし内定をいただいた場合、就業開始日までにしておいた方が良いことはありますか？」といった質問をしましょう。
面接というとやはり緊張してうまく話せないという方も多いと思います。しかし、面接は企業にあなたをアピールする最高の場であり、就業前に企業と折衝できる時間です。企業に保育への情熱ややる気・「あなた」という人をアピールしましょう！
