保育士の転職職場見学
園見学に行こう！
気になる職場が見つかったら積極的に園見学に行ってみましょう！「どんな服装で行ったらいいの？」「園見学ではどこを見ればいいの？」など疑問に思うこともあるかもしれません。今回はそんな「園見学」で気になる点やポイントをまとめてみたのでぜひ参考にしてみて下さい！
園見学のメリット
園見学に足を運ぶ大きなメリットは、「園の雰囲気を自分の目で確かめることができる」ことです。給与や勤務時間などは求人票で確認ができますが、実際に働いている職員さんの雰囲気や園児の様子は求人票の情報では分かりません。また、実際の通勤経路や保育園の周辺環境を確かめることができます。「最寄駅より10分」の立地でも、もしかしたらその道のりは坂ばかりかもしれません。毎日の通勤になりますからしっかり確認しましょう。同じ保育園・幼稚園でもその園によって職員の様子や園内の雰囲気が異なるので、なるべく複数の保育施設を見学することをオススメします！
服装と持ち物
＜園見学の服装＞
⇒基本的にはスーツで行きましょう。ただ中にはスーツがNGの場合もありますので、そういった際は、黒や紺・白といった落ち着いた色の服装で行きましょう。どうしてもスーツが用意できなかった場合も同様です。派手なメイクやネイル・明るすぎる髪色も企業から良い印象を持たれません。スーツ・私服共に清潔感のある格好を心掛けましょう！
＜持ち物＞
・筆記用具とメモ帳 ※大事なポイントは必ずメモに残しましょう！
・上履き
・ハンカチ・ティッシュ
・エチケットブラシ(スーツ着用時)
・替えのストッキング(女性の場合)
また、せっかく時間を作ってもらっているので、あらかじめ質問などはまとめておき、速やかに聞けるようにしましょう！きっと企業にとっても「やる気のある方だ」と良い印象を持って貰うことができます◎
園見学の時に確認すべきポイント
1. 職場の雰囲気
保育士の仕事内容や園内の様子はもちろんのこと働く保育士さんの表情にも注目してみて下さい。イキイキした表情で園児と接しているでしょうか？保育士さん同士は積極的にコミュニケーションを取っているでしょうか？また、各ＨＰで経営理念がありますから、実際の保育士さんたちがその保育を実践しているかも確認してみましょう。見学をしてみて雰囲気が良いと感じた保育園はあなたに合っている保育園でしょう。
2. 職員の人数・年齢層
職員の人数
保育士さんたちは十分な人数で働いていますか？保育士さんの人数が園児に対してギリギリだと、いざという時に休暇を取りづらくなってしまうかもしれません。また、保育士ひとりひとりへの業務の負担が大きくなってしまう可能性があります。園児の安全を守るためにも、保育士が十分に配置されている保育施設を確認しましょう。
男女比
特にあなたが男性の場合、実際に男性の保育士さんが働いていれば、それはその保育園が男性保育士を受け入れる体制が整っていることを意味します。
年齢層
幅広い年代の方が働いていれば、世代関係なくコミュニケーションを取って、働くことが出来ることを意味しています。また、勤務年数が５年以上の方がいれば、その保育園は長く務めることができる働きやすい保育園の可能性が高いです。若手だけではないので、分からないことがあれば身近の先輩保育士に聞くことができます。
3. 園内の保育環境
園内やトイレは綺麗ですか？ 掃除が隅々まで行き届いていますか？もし、当てはまらないのであればそれは、日々の業務が激務・保育士の人数が不足している可能性があります。また園児が利用しているおもちゃにも注目しましょう。おもちゃは、園児が成長するうえで欠かせないものですから、充実している方がそれだけ保育にも力を入れているということになります。
4. 園内の装飾
多くの保育園ではクラスや廊下などに創作物や、園児たちの作品が飾ってあります。四季やイベントに合わせて装飾を変える保育園も多くあります。装飾によって園の雰囲気がアットホームに感じることができます。しかしここで注意すべきは、完成度があまりにも高いと、それだけ装飾に時間がかかりますから、持ち帰り残業の可能性が出てきてしまいます。自分の力量に合うか確認しましょう。
園見学当日の注意点とマナー
園見学当日は、必ず携帯電話はマナーモードにしましょう。せっかく案内をしていただいていますから、携帯が鳴ってしまったら失礼にあたります。また、園内ですれ違う方には明るく挨拶をしましょう！職員さんは、あなたがしっかり挨拶ができるかをチェックしています。保育園内を案内してもらう時には、保育の邪魔にならないよう心掛けましょう。 園見学は、あなたが自分の就業先を見極めるように、企業もあなたがどのような人物であるかを見極めています。園見学といえども、気を抜かずに、自分の行動に気を配りましょう。
もちろん園見学をしたからといって全てが分かるわけではありません。 しかし、園見学に行った場合と行かなかった場合では、園見学に行き、自分の目で確かめた時の方が後に働き始めてからの「こんなはずじゃなかった…。」という企業とのミスマッチを抑えることができます。
実際に気になる保育園を見つけたら積極的に「園見学」に足を運びましょう！
